副業を始めたら確定申告が必要?知らないと損する税金の基本を初心者向けにやさしく解説
- 京都おうちdeワークラボ
- 6月23日
- 読了時間: 5分
カテゴリ: 副業・お金の基礎知識 / 対象: 副業をこれから始めたい会社員の方
「副業に興味はあるけど、税金や確定申告って難しそう…」
そんなふうに感じて、一歩を踏み出せずにいませんか?
実は、確定申告の仕組みはそれほど複雑ではありません。基本さえ知っておけば、焦らず副業をスタートさせることができます。
この記事では、副業と確定申告がどうつながるのか、そしてなぜ副業を始める前に知っておくと安心なのかを、税金のことが初めての方にもわかりやすくお伝えします。
そもそも確定申告ってなに?
確定申告とは、1年間に自分が得た収入と、そこにかかる税金を税務署に報告する手続きのことです。
会社員の方は、毎年12月ごろに「年末調整」という手続きがありますよね。あれは、会社が皆さんの代わりに税金の計算・納付をしてくれているものです。だから、多くの会社員は「確定申告なんてしたことない」という方がほとんどなんです。
でも、副業で収入を得た場合は話が変わります。
副業の収入は会社の年末調整には含まれていないため、自分で税務署に申告する必要があります。これが「確定申告」です。
ポイント: 確定申告とは「1年間の収入を自分で税務署に報告すること」。会社員でも副業があれば対象になります。
副業と確定申告がつながる理由
会社の年末調整が対応しているのは、「会社から支払われる給与」だけです。
副業で得た収入(フリーランスの報酬・ネット販売の売上・イラストの販売収入など)は「別の所得」として扱われるため、自分で計算して申告する必要があります。
もし申告をしないままでいると、どうなるでしょうか?
税務署は、ある程度の収入の動きを把握しています。申告漏れが発覚した場合、後から追加で税金を納めることになったり、ペナルティが発生したりすることもあります。
「怖い」と思わせたいわけではありません。でも、知らなかったでは済まないこともあるので、最初に仕組みを理解しておくことがとても大切なんです。
ポイント: 会社の年末調整は給与のみ対応。副業収入は自分で申告が必要です。
確定申告が必要になるのはいつから?
「まだほとんど稼いでいないから、関係ないよね?」と思った方、少し待ってください。
会社員が副業をしている場合、副業の所得(収入から経費を引いた金額)が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。
たとえば、
フリーランスで受けた仕事の報酬:15万円
ストックイラストの販売収入:8万円
この場合、合計23万円となり、20万円を超えるため申告が必要です。
ただし、注意点が一つあります。
所得が20万円以下でも、住民税の申告が必要な場合があります。(お住まいの市区町村によって異なります)
また、「まだ稼いでいないから記録しなくていい」は危険です。副業を始めた時点から、収入と費用の記録をつける習慣をつけておくと、後々とても楽になります。
ポイント: 副業所得が年間20万円超で確定申告が必要。始める前から記録をつける習慣が大切。
事前に知っておくと、どんないいことがあるの?
「でも、まだ稼いでいないし…」という方にこそ、ぜひ読んでほしいのがここです。
確定申告の仕組みを事前に知っておくことで、副業の始め方そのものが変わってきます。
① 経費を知ると、手取りが変わる
副業の所得は「収入 − 経費」で計算されます。
たとえば、イラスト制作の副業をする場合、
作業に使うパソコン
デザインソフトの月額費用
参考にした書籍
仕事に使ったインターネット通信費(一部)
…これらは経費として計上できる可能性があります。
経費が多いほど所得が減り、税金も少なくなります。「何が経費になるか」を最初から知っておくと、無駄なく節税できます。
② 領収書・記録をとる習慣が後で助かる
副業関連の出費は、領収書やレシートを保管しておきましょう。確定申告のときに、経費として申告するための証拠になります。
「そのうち始めよう」と思っていると、後から遡って集めるのはとても大変です。始めた時点から記録するのが、いちばんラクな方法です。
③ 「いくら稼いだら申告が必要か」のラインを知ると目標が立てやすい
年間20万円という基準を知っていると、
月1〜2万円を目標にしようかな
この副業なら経費はどのくらいかかるだろう
というように、現実的な計画を立てやすくなります。
「とにかくやってみる」だけでなく、ゴールから逆算して動けるので、副業の成功率も上がります。
④ 「知らなかった不安」がなくなる
副業を始めるとき、多くの方が感じる不安のひとつが「税金のことがわからない」です。
でも、基本を知っておくだけで、その不安はずいぶん小さくなります。安心してスタートできるのが、事前に学ぶいちばんの価値かもしれません。
確定申告、実際にはどうやるの?(概要)
確定申告は、毎年2月16日〜3月15日の間に行います。
今はe-Tax(イータックス)というオンラインシステムを使えば、自宅から提出が可能です。税務署に行かなくてもよいので、働きながらでも手続きができます。
副業の収入は多くの場合「雑所得」として申告します(副業の規模や内容によって異なる場合もあります)。
確定申告の具体的な手順や、青色申告・白色申告の違いについては、また別の記事でくわしくお伝えしていきます。
まとめ
確定申告は、難しいものでも怖いものでもありません。
自分の働きをちゃんと記録して、正しく税務署に伝える作業、それだけのことです。
副業を始める前に知っておくことで、
経費の意識が変わる
記録する習慣が身につく
目標を立てやすくなる
不安なく一歩が踏み出せる
「知ってから始める」と「知らずに始める」では、同じスタートでも安心感がまったく違います。
ぜひ、焦らず少しずつ学んでいきましょう。一緒に進んでいきましょう。
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